梅雨に起こるからだの不調

こんにちは、佐賀院浅井です。今回は梅雨に起こる体の不調についてです。

◆梅雨はだるさや疲れが貯まりやすい◆

梅雨の時期には、体調の変化が起こりやすくなります。

人の体は、恒常性(ホメオスタシス)という性質があります。
気温の変化に合わせて体温を調整するのもそのひとつなのです。
4月から気温が上がり始めますが、6月頃、体がやっと暑さに慣れ始めたときに梅雨 が始まります。*1

梅雨 は、雨の日は肌寒く感じたり、晴れ間は暑かったりと気温や湿度が大きく変化します。
その結果、体の恒常性がついていかなくなり、体調が悪くなってしまことがあるのです。
オフィスの冷房調整も難しいので、極端に寒さを感じることもあり自律神経も乱れがちになってしまいます。

梅雨の時期に起こりやすい体調の変化として、気分の憂鬱さ、体のだるさや疲れ、
風邪をひきやすい、頭痛や食欲不振などがあります。


◆梅雨を元気に乗り切るには?◆

東洋医学では「毒素が貯まりやすい時期」といわれています☆

梅雨 の時期に行いたい体調管理には以下のようなものがあります。

■天気予報をチェック!

毎朝、天気予報を見て出かける方もあると思います。
その時は、雨が降る降らないだけではなく、最低気温と最高気温もチェック。
気温差が大きいほど疲れが出やすくなったり風邪をひきやすくなります。
夜の気温が下がりそうなら1枚余分に持って出かけるなど、衣類で調整するようにするといいですね。

■晴れている日は外に出かける!

雨がやんでいるときは、なるべく外に出かけるようにしましょう。
仕事中ならお昼休みに少しだけ散歩するのもおすすめ。
太陽の光にあたるのは、体内時計を整え睡眠の質をよくする効果もあります。
憂鬱になりがちな気分をリセットすることもできます。

■お風呂に入って汗を出そう!

38−40℃ぐらいのぬるめのお湯での半身浴がおすすめです。
冷房の効いた部屋にいると、皮膚の末梢の血行が悪くなり、汗をかきにくくなります。
外に出た途端、大粒の汗をかく人は汗腺の機能が落ちている可能性があります。
お風呂に入って、汗をたくさんかくと汗腺の働きがよくなるのです。
これで上手に汗をかくことができ、熱を体に貯めにくくなります。
汗をかくことで爽快感も得ることができます。

体調不良を起こしやすい梅雨 の時期。
貯まっている疲れやだるさをリセットして元気に乗り切りましょう。