今日は何の日?

こんにちは、佐賀院です。

だいぶん涼しくなり過ごしやすい日が続きます。
ところで今日は9(きゅう)月9(きゅう)日の語呂合わせから救急の日になっています。

この日は救急業務及び救急医療に対して、広く皆様に理解と認識を深めて
いってもらいたいという願いから昭和57年に定められました。

昨日から今日にかけて栃木県や茨城県にて災害が起きており
住宅の倒壊や浸水、流れてきた物にぶつかる等恐らく沢山の怪我をした方が
おられると思います。

いつ、自分や周りの大事な人が、天災や事故にあうことがあるかもしれません。
改めて緊急時の対応や処置を見直したり、確認をされることをお勧めします。
家庭内で多い怪我への応急手当を簡単にご紹介します。

小さな傷の場合  ?傷口を水道水できれいに十分に洗い流す。砂や土がついていれば、強めの流水で洗い流してください。
 消毒薬で消毒してください。
 清潔なガーゼを当て、絆創膏、包帯で留めましょう。
大きな傷の場合  ?出血しにくくするために、傷を心臓より高い位置へ上げましょう。
 ガラスなどの異物が入っている場合はガーゼでそっと取り除きましょう。
深く入ってしまったものは無理に取らないでください。
(大きな傷の場合には、消毒薬を使わないでくださいね。)
 傷口に異物が残っている場合は、その上を直接圧迫しないないよう注意しながら、止血してください。
 応急手当をしたら、近くの医療機関へ行きましょう。
【軽症の熱傷(やけど)の場合】
 急いで水道水を流しながら、洗面器などに患部をつけて15〜30分を目安に、痛みがとれるまで冷やしましょう。
 衣類のまま、やけどした場合には、衣類を脱がさず、そのまま衣類の上から冷水をかけましょう。
流水は直接、患部に当てず、氷や蓄冷剤なども、清潔なタオルなどに包んで患部にあてましょう。
 ごく軽症の熱傷であれば、痛み、赤みが和らげば、そのままで治癒しますが、
気になるようであれば、絆創膏を巻いておきましょう。
 それ以外の場合は、十分に冷やしたら、何もせずに、患部に清潔なガーゼやタオルを当てて、
水ぶくれはつぶさないように気を付けて、すぐに医療機関へいきましょう。
【目に異物が入った場合】
 絶対に目をこすらず、無理して取らないようにしてください。
何が入ったか、どんな状態かを調べましょう。特に、瞳孔(黒目)の変形があるときは重症です
 金属の破片が入った、眼球に刺さっている、黒目に細かいゴミが付着している場合
目には出来る限り触れないようにして、清潔なガーゼで覆って眼科へ行きましょう。
薬品や洗剤などの化学製品が入った場合
 水道水で30分間を目安にきれいに十分に洗い流す。強い水圧の流水をかけないでください。
 まぶたをひっくり返して、まぶたの裏側もしっかり洗いましょう。
 十分に洗い流したあとは、目に入った製品の説明書を持って、清潔なガーゼで覆ってすぐに眼科へ行きましょう。
【骨折の疑いのある場合】
 骨折が疑われる症状として、「患部がはれる」「形が変わる」「皮膚の色が変わる」
「動かしたり触れたりすると、激しい痛みがある」「自分では動かせなくなる」といったことが挙げられます。
少しでも疑がわれる症状がある場合には、骨折したと思われる箇所を固定し、
負担を与えないよう気を付けて、すぐに医療機関へ行きましょう。

夜間に急に気温が下がってきたので風邪をひきやすくなっています。
寝る際には暖かくしてお休みされて下さいね。