便秘についてpart2

こんばんは、久しぶりの投稿になってしまいました;オアシス直方院の伊藤です。

以前の記事でお話していた「便秘」についてです。今日はその中から『弛緩性便秘』を取り上げたいと思います。


便秘の対策をしているのに、いっこうにスッキリしない。いまだにカチコチの便でお悩みの場合、弛緩性便秘(しかんせいべんぴ)の可能性があります。
弛緩性便秘とは、腸の運動が鈍いため、腸内で便の通過が遅く、その間に便にもともと含まれている水分が腸に吸収されてしまうために起こる便秘です。高齢者、妊婦、食事量の少ない方、便秘薬(下剤)を連用している方に多くみられます。

弛緩性便秘の症状

◎コロコロ便が出る

◎硬い便が出る

◎残便感がある

便意を感じにくい

◎お腹が張る(腹部膨満感)

◎頭痛

◎肩こり

◎冷え

◎倦怠感(体がだるい)

◎食欲低下


弛緩性便秘の原因

◎弛緩性便秘は女性、出産を経験した女性に多い筋力(腹筋)の低下

◎運動不足による大腸の蠕動運動の低下

◎虚弱体質

◎病中病後で体力が低下している

◎加齢

◎食物繊維不足

◎内臓下垂

胃下垂

◎大腸下垂

◎下剤の乱用


ご自分の便の状態がかたくてコロコロしている場合、まずは水分を多く含む食材を積極的に摂取してみてください。腸内環境が整ってくると、自然と便に適量の水分が送り込まれますが、善玉菌の状態が整うまでは食品での補助が必要になります。特に、便まで水分を運んでくれる水溶性の食物繊維は強い見方になってくれます。多く含まれている食材は、ワカメ・ひじき・もずく・こんにゃくなどです。最近は、水溶性の食物繊維が入っている飲料水も売っていますので、簡単に摂取できます。

そして、水分の問題もありますが、腸内環境が乱れている可能性もあります。かなりつらい症状なので色々と試されていると思いますが、ヨーグルトなどの摂取では善玉菌といわれる乳酸菌やビフィズス菌が、腸にまで届かず死滅してしまう場合が多いのでなかなかスッキリが実感できないケースが多いようです。

同時に運動不足の解消も必要です。ダイエットで運動をせず、食事抜きで痩せようとすると起こりやすくなります。