■
こんにちは、オアシス直方院の伊藤です。
ここ2〜3日、寒い日が続きますね。雪も降ったり止んだりと、とっても中途半端な感じですが、我が家の周りは薄ら積りました。関東はこの間に続き酷いことになっているようで、TV画面の中が真っ白でしたね;
こんな寒い日は「鍋」がいいですね。最近、葉野菜が高騰している中、水耕栽培系の野菜が値段もあまり変わらず人気の様です。スプラウトとかです。
美味しいし、栄養価も高いのでたっぷり入れてあげましょう。よく見るスプラウトを2つ紹介しましょう。
『もやし』
もやしは95パーセントが水分で、豆から発芽してもやしになるとエネルギーが減りますが、一方であらたにたくさんの栄養素がバランスよく生成されます。カリウムやビタミンA、C、アスパラギン酸・γ―アミノ酪酸(GABA)・アスパラギンなどの遊離アミノ酸も生成します。食物繊維も多く含まれます。
『豆苗(とうみょう)』
最近、よく聞くようになった野菜なので、こちらはすこし詳しく。
豆苗はくせのない、甘味のあるおいしさが人気ですが、栄養面でも優れています。豆苗はきれいな緑色からもわかるように、ビタミンやミネラルがたっぷりの緑黄色野菜です。とくにカロテンやビタミンCなどが豊富で、カロテンはブロッコリーの約6倍、ビタミンCはほうれん草の約2倍もあります。
カロテンは皮膚や粘膜を強くするのに欠かせない栄養素です。目の粘膜に作用すれば疲れ目予防に、呼吸器の粘膜に作用すれば、細菌やウイルスの侵入を防いでかぜの予防にききます。また、がんや老化を招く活性酸素を減らす作用があるほか、がんそのものを抑制する効果があるという研究報告もあります。
カロテンは油溶性なので、油と一緒に食べると効率よく吸収されます。炒めものにしたり、肉と食べ合わせるとよいでしょう。
ちなみに、もやしはブラックマッペ、緑豆、大豆の三種類の豆からできています。豆苗はエンドウ豆から。さらに言うと、成熟した豆がエンドウ豆、未成熟の豆をグリーンピース、若いさや利用したのがサヤエンドウ。同じ豆だったんですね(びっくり)